(あらすじ)
ゆにさんのマイホで数々の激闘を繰り広げた私たちは、流れを変えるために、埼玉県の、東京でいうところの新宿(比喩)へと向かった。
そこで訪れたネコカフェテリアで、闘いで傷付いた肉体と精神を癒した後、各々の使命を全うするために、二人は、生きて帰った者はいないと言われている、楽園という名の巨大なラビリンスに足を踏み入れた。
迷宮の中に足を踏み入れた途端に広がる異様な景色と鼓膜を突き破るような爆音に、ゆにさんが顔を歪める。
私「ゆにさん、大丈夫ですか?」
問いかける私を片手で制し、ゆにさんは空中に舌を出してぺろっとなめた。
ゆにさん「こいつは………マズイな」
私「何がですか?」
ゆにさん「いま、空気中をぺろっとしかしなかったのに、ガクンと脳に来て、これは電気と音を使った、目に見えないクスリを盛られたなと確信した」
そんな今時の元・女子高生社長が言いそうな台詞を吐き捨てたゆにさんは、私が尋ねる間もなく、迷宮の奥へと続く階段を、一段一段、注意深く上っていく。
その姿を見失わないよう、早業で貸しロッカーにカバンをぶちこみ40秒で支度した私も、その後に続いた。
階段を上ると、そこには、迷宮に入り込んだ侵入者を捕らえるためと思われる、電気で稼働するタイプのBOX型の古代兵器が所狭しと並んでいた。
見ると、先に迷宮入りしていた腕自慢たちが、 兵器のレバーを必死に叩き、般若のような形相で財布からお札を取り出しては、丁度それが入りそうな横の隙間に器用に押し込むといった、奇怪な動作を繰り返している様子が伺えた。

ゆにさん「あれは、お金に変わるメダルという金属を吐き出す迷宮の機械だ。レバーを叩くタイミングと目押しがうまく重なれば、払い出しが貰えるという仕組みで、財宝目当ての侵入者を迷宮の入り口で足止めするための、もちとりみたいなものさ」
確かにその様子を見ていると、食虫植物の甘い汁に誘われて逃げられなくなったハエに動きが似ているなと思った。
ゆにさん「あからさまな設定1。いやそれ以下のお盆基盤だ。なのに、ここの連中と来たら揃いも揃ってジャブジャブと、、、狂ってるな。液晶のグラフが見えていないのか」
寒気がするぜ、とゆにさんはお腹を両手で抱き込むようにして震え出し、ションコネさんならお店に入った瞬間に絶命しているレベルだな、と独りごちて20スロはおろか5スロコーナーでさえ見向きもせずに、元来た道を戻る。
あれ、5スロなら並び打ちできるのに……思った言葉を寸での所で飲み込み、ゆにさんの後に続く。
私「どこも満席で、良い台もなさそうですね。1パチでも」
言いかけた時に、ゆにさんが足を止めた。
ゆにさん「いいかい、柴マエさん」
こちらに向き直って神妙な面持ちで言う。
私「……仰る通りです。私が間違っていました」
ゆにさん「勝手を言ってすまない。しかし、これがお盆で立ち回るということなのだよ。暑さでうだうだウダーノで早く座って打ちたい気持ちはわかるが、ここは信じて付いてきて欲しい」
私「…………………」
ゆにさん「柴マエさん……。こんな僕ですが、宜しくお願いします……」
~~その後~~
ゆにさん「ここは、パーラーもんじゃら。いためさんが、たまに乙女西国等のマイナー台にも入っていると言っていたが、あっても4だろう。それに店内が狭い。台数も少ない。次だな」
ゆにさん「このふざけた顔の手抜きキャラがマスコットのお店は、パーラー・チコリータもどき。昔、ションコネさんがすろのハーデスを打ちたいとかいって、なぜかパチのハーデスを打ち出したお店だ。正直、ここがダメならもう近くにお店はない。さて、どうなるか」
パチは見ずに、まずは2階のすろっとるコーナーを視察。
客つきは普通で、空き台もチラホラ。出てる台は出ているが、全体からしたら1割にも満たない。タイプは20すろのみ。
各々に別れて一周して見て回ったけど、多分、並び打ちするとしたら、あそこと、あの機種ぐらいかなあ、考えていたところでゆにさんと合流。
私「ここにしますか?」
ゆにさん「そうですね、ここにしましょうか」
となれば、後は行く機種を選べとなるが、果たして。
まど2か。
それとも、ギルクラか。
私「ゆにさん、どうしま」
ゆにさん「シッ! 静かに」
左右の耳に手を当てて、ゆにさんは神妙な面持ちで目を閉じ、何かに集中する。
ゆにさん「柴マエさん、何か聞こえませんか? ほら」
私「いや、ほらって、別に何も」
???「……………いか」
!?
私「確かに、いま何か聞こえた気が……でも、イカ?」
不思議に思い、私も目を閉じて耳を澄ます。
するとその音は段々と大きくなり、最後はハッキリとした声のような形で次のように聞こえた。
!?
その声はなおも続ける。
!?!?!?!?!?
私「ゆにさん、いま王の力って!」
ゆにさんは無言で頷く。
それを見て、私も心を決める。
時間的にもゆにさんの収支的にも、本日の最終決戦……やるかやられるか、その命運をかけたゆにさんと並び打ちする機種、それは。
「私が、ゆにさんを守るッ!」
つまり?
さて、そうと決まれば、並びで打つとしたらどちらに座るか。
①朝イチマイナス→ヒキでプラマイゼロ付近 ボナ設定1
②朝イチ2撃で3000枚、ボナも設定ある感じ。
さあ、今夜のご注文は、どっち!?
私「………………」
ゆにさん「……………………」
私「ゆにさん……」
ゆにさん「……あえて言おう」
ゆにさん「…………②行きます」
☆結果☆
その後、エンピレオロング(自力)で約2分間の激闘を繰り広げて3ストックを獲得したゆにさんは、見事負債を減らすことに成功。
共通ベル1/30だったので設定6だったのかもね。
ギルクラの負けは遊びの範疇の額で済んだので、トータルでは勝ち。
優しい世界😇😇😇😇😇😇
めちゃくちゃ歩き回った末にたどり着いたオアシスということもあり、ネタ的にも流れ的にもとても面白く楽しく、久々に爆笑した1日でした、ゆにさん毎度ありがとうございます😇😇😇
やっぱり並び打ちは最高だぜ😇(ただし一方が盛り上がっている場合に限る←
願わくば、本日オフ会する方々のアームに幸があらんことを😇✨🍀
最後に一つだけ。
あえて言おう。
オフ会後補正はありまセイッセイャアァーーー!!!!
完
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